ツアー実行委員会を開催しました。

10月31日(水)、名古屋市熱田区のワークライフプラザれあろにて、コープあいち復興応援ツアー実行委員会を開催しました。この実行委員のメンバーは、これまでのコープあいち主催の復興応援ツアーに参加された組合員のみなさんで構成しているのですが、実際に東北(岩手県気仙地方)を訪れ、現地で想ったこと、感じたこと、見聞きしたことを共有し、今後の取り組みを組合員のみなさんでつくりあげていこうとするものです。

 

今回の出席者は、尾張エリア・三河エリアから計13名の組合員のみなさん。

実際に10月のツアーに交流会を組み込んでみたら予想を超える遥か多くの人たちが集まってくださいました。
現地常駐職員の岩本さん、事務局から3名を交えて2時間に渡り話し合いをしました。

 

この実行委員会は、ツアーに取り組みはじめてからすぐに立ち上がってはいたのですが、当初は、なかなかご自分の意見、想いを積極的に口に出される方が多くはなく、正直、シーン・・・としたものでした。ですが、ここ半年くらいは、組合員のみなさんも積極的にいろいろな声を出していただけるようになり、想いがひとつにつながろうとしている感触があります。

そして、今日もいろいろな意見がでました。
その一部を紹介します。

 

『ここにあったガレキは全部きれいに片付けてもらった、ありがたい』という人もいれば、
『家具もアルバムも何もかも持っていかれた、すべてなくなって私は何もかもなくしてしまった』という人もいた。
人それぞれによって、ガレキ撤去ひとつとっても受け止め方は違うのだと実感した。

それでいいのかはわからないけど、少なくともこれから5年くらいはこのツアーを続けていって、ずっと見守り続けて、行くたびに感じること、そしてこれからは、外から支援がなかなか入らない比較的小さな規模の仮設住宅や、家はあっても一人で寂しく生活されている方を訪ねていくことが必要。実際に10月に組み込んでみたら予想を超える遥か多くの人たちが集まってくださった。

被災した建物の多くは取り壊されてきていて、年内にはすべての建物が取り壊されるということで、何もない状態のところ(更地になってしまっていく)で、ツアーに初めて参加される方へ“被災の現状”を理解してもらうのには難しい部分が出てくるのでは・・・?

建物自体は(取り壊しなどで)姿を消していっているけれど、震災前と直後の写真など資料はたくさん出ている。実際その場に立ち、それらを見てもらうだけでも伝わるものはあるのではないか?

今後、生協としていったい何ができるのか?を考えていく必要がありますよね。
生協としては、あれもこれもできるわけではないけれど、無い知恵をしぼって、こういうことならできるのかな?というヒントがツアーを通して得ることができた。
自分たちがしたいこと、ではなく、現地の人たちがしてほしいことを続けていくことが大切。

手芸作品・手作り品などは、地元では売れない。夏まつりのツアーでは、大船渡おもてなし隊のストラップは一番売れていた様子。それは何故かといえば、ツアーを通して組合員のみなさんと関わり、つながりができたからだと感じる。

『また来年も来てください』と言われた、春のワカメ芯抜き作業、陸前高田のうごく七夕まつりの準備・参加は、来年以降も続けていくべきと思う。

実行委員会に出席される組合員のみなさんはだんだん増えてきている。これだけの人数が集まれば、組織を動かす大きな力になるのではないかと思う。来年の今頃は、組合員の有志が現地に常駐し、組合員による日常的なお手伝い、ツアーの準備・組み立て、今後を相談していける形にもっていく方向もいいですよね。

一度現地を訪れると“もっと心寄せていたい”という気持ちになる。初参加の人をもっと多くしたい、初参加の人がもっと参加しやすい気持ちになれるような企画も大切なのかもしれないと思う。

自分たちがいざ大災害に遭ったときの対応の仕方を学ぶ機会になるツアーにすることも大切。ただ単に現地に行って「元気をもらった」と満足するだけで終わらせるのは勿体ないように思う。

現地へ行った人が、スライドショーなどの映像を交えて “今こうですよ”という話を、まだ行っていない人に向けて話す場を、たとえば月に一回開催するなどすることで、尾張・三河で広げていく。そしてさらに、少しでも、一人でも多く助かってほしいという現地の人たちから聴いた願いを活かし、役に立つ防災意識を高めていくことも実行委員会で主体となってやっていくことが大切だと思う。

これだけの人数が集まれば、復興を応援する大きな力になるのではないか、それぞれが持つ情報量も膨大なので、個々で持っているだけでは勿体ない。ひらかれた情報発信、“見える化” することができる場を企画していくべきだと思う。他の人たちがやっていることやつながりを共有・把握しあうことが大切だと思う。




実行委員会では、次のステップとして、今後、コープあいち理事会、全職員に向けてこの取り組みへの意識統一をはかり、また、気仙でつながった方々を愛知へ呼んで更なる親睦交流をし、積極的で継続的な活動を続けていけるよう努力していこうという話にもなっています。

組合員のみなさんが主体となり、これからもずっと応援しつづけていけるように。